重度歯周病の患者さま
重度歯周病について
歯周病は段階をおって徐々に症状があらわれる生活習慣病とも言われる病気です。
重度歯周病にかかると、歯を支える骨は 3分の2程度失われ、歯もぐらぐらして硬いものを噛むことができなくなります。重度歯周病の患者さまの中には、様々な病型の歯周病が混在していると考えています。
- 若年性歯周病の患者さまが、年齢を重ねて重度歯周病になってしまう場合
- 糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患の影響によって重度歯周病が引き起こされる場合
- 一時期、「急速進行性歯周炎」と呼ばれていた歯周病の場合
- 食いしばりやストレスによって重度歯周病となる場合
- 遺伝的に免疫に応答する力が弱っていたり、無くなっている疾患に罹患(りかん)している場合
このように、様々な病型の歯周病が混在していると治療が難しくなり、残念ながら抜歯せざるを得ない場合も生じます。歯を喪失することは、患者さまに心理的負担も与えてしまいます。
歯周病の治療方法は症状の段階によって様々です。歯周病でお悩みの方は高山歯科医院へご相談ください。